階層変数は、サイトの構造を確認できるカスタム変数です。
この変数は、以前のバージョンの Adobe Analytics ではより一般的に使用されていました。アドビでは、eVar と分類の使用をお勧めします。
この変数は、サイト構造に 3 つ以上のレベルを持つサイトの場合に有効です。例えば、メディアサイトにスポーツセクションへの 4 つのレベル(Sports
、Local Sports
、Baseball
および Team name
)があるとします。誰かが野球ページを訪問すると、スポーツ、ローカルスポーツおよび野球のすべてのレベルにその訪問が反映されます。
アドビでは、実装で最大 5 つの階層変数をサポートします。階層を有効化するときに、変数の区切り文字と、階層の最大レベル数を決定する必要があります。例えば、区切り文字がコンマの場合、階層は次のようになります。
s.hier1 = "Sports,Local Sports,Baseball";
セクション名には区切り文字を使用しないようにしてください。例えば、セクションの 1 つで Coach Griffin, Jim
を呼び出す場合は、コンマ以外の区切り文字を選択します。変数の制限の合計は 255 バイトです。区切り文字は、||
や /|\
のように複数の文字で構成することもできます(複数の文字で構成すると、変数値で使用される可能性が低くなります)。
s.hier1="Toys|Boys 6+|Legos|Super Block Tub";
s.hier4="Sports/Local Sports/Baseball";