s_gi

s_gi() 関数は、レポートスイート ID で AppMeasurement のインスタンスをインスタンス化するか、検索します。AppMeasurement は作成されるすべてのインスタンスを追跡して、s_gi() はレポートスイートに対応する既存のインスタンスがある場合にそれを返します。インスタンスが存在しなければ、新しいインスタンスが作成されます。

Adobe Experience Platform Launch の s_gi()

Analytics 拡張機能により、追跡オブジェクトがインスタンス化され、管理されます。ただし、Adobe Analytics の拡張機能を設定する際に、「ライブラリ管理」アコーディオンでグローバルトラッキングオブジェクトを設定することもできます。

  1. Adobe ID の資格情報を使用して launch.adobe.com にログインします。
  2. 目的のプロパティをクリックします。
  3. 「拡張機能」タブに移動し、「Adobe Analytics」の下にある「設定」ボタンをクリックします。
  4. 「ライブラリ管理」アコーディオンを展開し、「私に代わってライブラリを管理する」以外のラジオボタンを選択します。

グローバル変数テキストフィールドでは、カスタムトラッキングオブジェクトを設定できます。デフォルト値は s です。

AppMeasurement および Launch カスタムコードエディターの s_gi()

s_gi() 関数を呼び出して、トラッキングオブジェクトをインスタンス化します。その唯一の引数には、レポートスイート ID のコンマ区切り文字列が含まれます。レポートスイート ID 引数は必須です。

ヒント

s 変数は、トラッキングオブジェクトとして使用することをお勧めします。ドキュメント、実装例およびプラグインでは s を使用していますが、サイト全体で一貫性がある限り、任意の変数を使用できます。

// Instantiate the tracking object with a single report suite
var s = s_gi("examplersid");

// Instantiate the tracking object to send to multiple report suites
var s = s_gi("examplersid1,examplersid2");
注意

以下の節と例では、複雑な実装に関するトピックを紹介します。実装を十分にテストし、組織のソリューションデザインドキュメントに重要なカスタマイズを追跡します。

異なるトラッキングオブジェクトを使用した複数の実装の管理

複数のトラッキングオブジェクトをインスタンス化する場合は、様々なデータを様々なレポートスイートに送信できます。これらの 2 つのトラッキングオブジェクトは、互いに独立して動作します。

// Instantiate two separate tracking objects to two different report suites
var s = s_gi('examplersid1');
var z = s_gi('examplersid2');

// The s object and z object contain their own independent Analytics variables simultaneously
s.pageName = "Example page name 1";
z.pageName = "Example page name 2";

// Send data to the examplersid1 report suite
s.t();

// Send data to the examplersid2 report suite
z.t();

s オブジェクトを上書きした後の AppMeasurement 変数の復元

一部のサードパーティツールでは、JavaScript s オブジェクトを使用します。誤ってサイト上の s オブジェクトを上書きした場合は、同じ RSID 文字列引数を使用して s_gi を呼び出し、上書きされたすべての変数とメソッドを復元できます。

// Step 1: Instantiate the tracking object
var s = s_gi("examplersid");

// Step 2: Set eVar1
s.eVar1 = "Example value";

// Step 3: Accidentally overwrite the tracking object
s = "3rd party tool";

// Step 4: If you attempt to send a tracking call, an error is returned. Instead, re-instantiate the tracking object
s = s_gi("examplersid");

// Step 5: The previous values of all variables are preserved. You can send a tracking call and eVar1 is correctly set
s.t();

複数の変数を使用した同じトラッキングオブジェクトの参照

同じレポートスイートで同じ s_gi() 関数を参照している 2 つの変数は、両方とも同じ意味で使用できます。

// If the RSID is the same, any variables set in the 's' tracking object also get set in 'z' tracking object
var s = s_gi('examplersid');
var z = s_gi('examplersid');

s.eVar1 = "Shared tracking object value";

// This tracking call contains the above eVar1 value
z.t();

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