アドビは、訪問者が生成したイメージリクエストを受け取ることで、サイト上のデータを収集します。trackingServerSecure
変数は、イメージリクエストが HTTPS 経由で送信される場所を決定します。また、訪問者の Cookie が保存される場所も決定します。この変数が正しく定義されていないと、実装でデータが失われる可能性があります。
この値を変更すると、AppMeasurement が別の場所で Cookie を探します。訪問者の Cookie が新しい場所に設定されると、レポートでユニーク訪問者数が一時的に急増する可能性があります。
Web SDK が使用する エッジドメイン を使用して、トラッキングサーバーとセキュアトラッキングサーバーの両方を処理できます。 必要な エッジドメイン 値を指定します。
詳しくは、 Adobe Experience Platform Web SDK 拡張機能の設定 ( Web SDK ドキュメント)を参照してください。
組織が AppMeasurement または Analytics 拡張機能の実装から Web SDK に移行した場合、このフィールドでは、 trackingServerSecure
( または trackingServer
) をクリックします。
を使用した SDK の設定 edgeDomain
. フィールドは、データの送信先のドメインを決定する文字列です。
alloy("configure", {
"edgeDomain": "data.example.com"
});
「SSL トラッキングサーバー」は、Adobe Analytics 拡張機能の設定時に「一般」アコーディオンの下にあるフィールドです。
このフィールドを空白のままにすると、trackingServer
変数の値がデフォルトになります。
s.trackingServerSecure
変数は、イメージリクエストを送信する場所を含む文字列です。ほとんどの場合、これはサイトのサブドメインです。ブラウザーの最新のプライバシープラクティスによって、一般的なサードパーティ Cookie の信頼性が低下しています。この変数が空白の場合、s.trackingServer
変数の値が使用されます。
この変数の値は、ほとんど常に、data.example.com
などのファーストパーティドメインです。ファーストパーティ Cookie のプロセスについて詳しくは、『コアサービスユーザーガイド』の Experience Cloud でのファーストパーティ Cookie を参照してください。
実装でファーストパーティ Cookie を初期設定するユーザーも、使用するドメインとサブドメインを定義します。次に例を示します。
s.trackingServerSecure = "data.example.com";
CNAME レコードは通常、data.adobedc.net
、sc.adobedc.net
または 2o7.net
のサブドメインを指します。