条件は、イベント型ルールがいつトリガーされるかを決定するものです。
マウスクリック、フォームの送信など、追跡したい操作の種類を選択します。
詳しくは、Adobe Tag Management 製品ドキュメントのイベントタイプを参照してください。
必要に応じて、次のオプションを有効にします。
要素 | 説明 |
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リンクの有効化の遅延 | 別のページに移動するリンクのクリック時に、処理に時間がかかるルールを実行する場合に有効にします。ページ移動など、クリック後に本来おこなわれるべき処理がスタートする前に待ち時間が発生するようになります。 |
イベントハンドラーを要素に直接適用 | 対象にした特定の要素にイベントハンドラーを適用します。この設定は、ブラウザーのバブリングおよびレイヤリング概念とも関連します。 |
例えば、<a href="abc.html"><img src="xyz.png"/></a>
というアンカータグで囲まれた画像をクリックする場合、タグがバブリングの流れの上にあるので、クリックがアンカータグに関連付けられるように思えます。しかし、開発ツールでクリックを調査すると、クリックは、実際には <img>
タグにのみ影響しているかもしれません。イベントが正しく処理されるようにするには、クリックを <img>
タグに関連付け、親要素へのバブリングというブラウザー仕様への依存を避けるのが得策です。クリックのようなイベントは、潜在的に <body>
にまでバブリングする可能性があります。ルールが正しく起動するようにするには、イベントが実際にバインドされている対象を理解し、具体的にイベント型ルールを設定することが重要です。
バブリングとは、イベントが最も深い要素で最初にキャプチャおよび処理され、次に外側の要素に伝達されることを意味します。
追跡したいタグの名前と、さらに絞り込むための追加のプロパティを指定します。
正しい要素タグの見つけ方については、Dynamic Tag Management 製品ドキュメントの CSS セレクターの使用を参照してください。
さらに条件を追加することもできます。
イベントバブリングに関する優先順位を指定します。
イベントバブリングは、HTML DOM でのイベント伝達の方法の 1 つです。
目的 | チェックするオプション |
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子要素の同じイベントでもルールを起動したい場合。 | 子要素のイベントのバブリングを許可する。 |
子要素で既に独自のイベントがトリガーされているので、バブリングを避けたい場合。 | 子要素が既にイベントをトリガーしている場合、許可しない。 |
明示的にイベントを指定し、親や子要素から切り離したい場合。 | イベントに親へのバブリングを許可しない。 |