アドビでは、Data Warehouse リクエストの SFTP サーバーへの書き出しをサポートしています。
以下の作業をおこないます。
アドビでは、以下の条件が満たされた場合に、Data Warehouse リクエストの SFTP サーバーへのエクスポートをサポートします。
sftp://
プロトコルがホストフィールドに指定されており(例:sftp://ftp.example.com
)、ポート 22 のみが使用されていること。以下のように、sftp+norename://
オプションを使用することもできます。authorized_keys
ファイルが、ログインしているユーザーのルートディレクトリ内の .ssh
ディレクトリにあること。ftp.omniture.com
ではないこと。アドビの内部サーバー間では、SFTP プロトコルはサポートされていません。Data Warehouse リクエストを SFTP 経由で正常に送信するには:
組織のサポート対象ユーザーがカスタマーケアに連絡して、authorized_keys
ファイルを入手します。
このファイルを入手したら、Data Warehouse リクエストで使用されているものと同じ資格情報で FTP サイトにログインします。
ルートディレクトリの下の .ssh
という名前のフォルダーに移動し(存在しない場合はこのフォルダーを作成します)、authorized_keys
ファイルをそこに配置します。
Data Warehouse リクエストマネージャーに移動します。必要に応じてリクエストを設定し、「アドバンス配信オプション」をクリックします。
ポップアップウィンドウで「FTP」をクリックし、FTP サイト(sftp://
プロトコルを含む。例:sftp://ftp.omniture.com
)とポート 22 を指定します。
sftp://
プロトコルは、SFTP を使用する場合にのみ指定できます。通常の FTP リクエストの場合は、プロトコルの接頭辞を省略する必要があります(ftp://ftp.omniture.com
ではなく ftp.omniture.com
と指定します)。
「フォルダー」フィールドに、ファイルを配置するフォルダーの名前を入力します。フォルダーは必須です。
手順 2 と同じユーザー名とパスワードを入力します。
「送信」をクリックします。
SFTP の PUT コマンドを使用すると、指定したディレクトリに、.part という拡張子の一時ファイルが配置されます。アップロードが完了すると、ファイルの拡張子が最終的な拡張子に変更され、その時点でファイルが使用できるようになります。
sftp://
ではなく sftp+norename://
を指定して、アップロード時に一時的な .part
ファイル名を付けずに最終的なファイル名でファイルを直接アップロードすることができます。この方法は、SFTP サーバーがアップロード中にファイル名の変更を自動的に処理する場合に適しており、アップロードが完了する前にファイルが処理される可能性はありません。