アドビでは、データ収集サーバーに送信される値の破損や、否定的なデータフィードファイルを防ぐために、エスケープロジックを使用します。hit_data.tsv
では、次の文字が、次の目的でアドビによって予約されています。
文字 | 説明 |
---|---|
\t |
タブを表します。列またはデータフィールドの終わりにマークを付けます。 |
\n |
改行を表します。行またはヒットの終わりを示します。 |
\ |
バックスラッシュ。データ収集の一部として送信する際に文字をエスケープします。 |
これらの予約値の前にバックスラッシュが付いている場合、それらはデータ収集の一部として送信されたものです。
文字 | 説明 |
---|---|
\\t |
データ収集中に値「\t 」が送信され、アドビによってエスケープされました。 |
\\n |
データ収集中に値「\n 」が送信され、アドビによってエスケープされました。 |
\\ |
データ収集中に値「\ 」が送信され、アドビによってエスケープされました。 |
例えば、サイトの訪問者が内部検索を使用し、「search\nstring」を検索するとします。eVar1 に「search\nstring」と入力し、その値をアドビに送信します。アドビはこのヒットを受け取り、文字列に含まれる改行をエスケープします。生データに配置される実際の値は「search\nstring」です。
次の文字は、複数の値を含む列において特別な意味を持ちます。
文字 | 説明 |
---|---|
, |
コンマ。個々の値の終わりを表します。製品文字列、イベント ID またはその他の値を区切ります。 |
; |
セミコロン。product_list の個々の値の終わりを表します。1 つの製品文字列内でフィールドを区切ります。 |
= |
等号。product_list 内のイベントに値を割り当てます。 |
^ |
キャレット。データ収集の一部として送信する際に文字をエスケープします。 |
これらの予約値の前にキャレットが付いている場合、それらはデータ収集の一部として送信されたものです。
文字 | 説明 |
---|---|
^, |
データ収集中に値「, 」が送信され、アドビによってエスケープされました。 |
^; |
データ収集中に値「; 」が送信され、アドビによってエスケープされました。 |
^= |
データ収集中に値「= 」が送信され、アドビによってエスケープされました。 |
^^ |
データ収集中に値「^ 」が送信され、アドビによってエスケープされました。 |