仮想レポートスイートを初めて使用するユーザー向けのヒントとベストプラクティスです。
質問 | 回答 |
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仮想レポートスイートを使用してデータの様々なセグメントをユーザーに表示するには、まず複数のレポートスイートの実装を単一の「グローバル」レポートスイートに統合する必要がありますか。 | 場合によります。以下のような状況では、引き続き個別のレポートスイートを使用することをお勧めします。
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親レポートスイートから仮想レポートスイートに継承される設定を教えてください。 | 仮想レポートスイート(VRS)は、eVar 設定、処理ルール、分類など、親レポートスイートのサービスレベルのほとんどを継承します。次の設定は継承されません。
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仮想レポートスイートで作業する場合と、ベースレポートスイートで作業する場合の Adobe Analytics の UI の違いを教えてください。 | 仮想レポートスイートは一度作成すると UI 全体でベースレポートスイートと同様に扱われ、通常、ほとんどの拡張機能をサポートします。次に例を示します。
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Admin Console と管理 API では、仮想レポートスイートに対してどのような操作ができますか。ベースレポートスイートと同様、仮想レポートスイートにも機能を保存できますか。 | できません。ほとんどの管理機能では、仮想レポートスイートはサポートされていません。上述のように、VRS はほとんどのサービスレベルと機能を親から継承します(eVar 設定、処理ルール、分類など)。VRS のこうした継承した設定を変更するには、親レポートスイートを編集する必要があります。 このため、仮想レポートスイートは次の場所でのみ UI に表示されます。
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「起動時に新しい訪問を開始」をオンにしました。訪問回数が起動回数よりもずっと多く表示されるのはなぜですか。 | 「起動時に新しい訪問を開始」をオンにする場合、タイムアウトは依然として適用されます。そのため、ユーザーがアプリを 10 分間使用し、各操作の間に操作しない時間がそれぞれ 1 分間あった場合、起動時に新しい訪問が開始され、訪問がタイムアウトすると追加の 9 つの訪問が作成されます。「起動時に新しい訪問を開始」オプションを使用する際に起動回数と訪問回数を可能な限り近づけるには、SDK のセッションタイムアウトよりも長いタイムアウトを使用してください。 |
「起動時に新しい訪問を開始」を設定して、SDK よりも長いタイムアウトを設定しました。起動回数が引き続き訪問回数よりもずっと少なく表示されるのはなぜですか。 | タイムアウトが SDK に設定された値よりも大きい場合、アプリがバックグラウンドにある間のヒットで送信され、それらのヒットが新しい訪問として登録される可能性が非常に高くなります。親レポートスイートのヒットタイプディメンションを使用してバックグラウンドヒットがあるかどうかを確認することで、これを確認できます。 注意:バックグラウンドおよびフォアグラウンドのヒットは、SDK のバージョン 4.13.6 以降でのみ区別できます。それ以前のバージョンの場合、すべてのヒットがフォアグラウンドとして表示されます。正しいバージョンの SDK の場合、「バックグラウンドヒットで新しい訪問が開始されないようにする」設定を有効にする必要があります。注意:Admin Console でバックグラウンドヒットの従来の処理を無効にしている場合、親レポートスイートには表示されませんが、仮想レポートスイートには表示されます。 |
バックグラウンドヒットを追跡するために必要なのは、SDK のどのバージョンですか。 | SDK のバージョン 4.13.6 以降が必要です。 |
仮想レポートスイートの ID を調べる方法を教えてください。 |
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