インテリジェントアラートは、Adobe Analytics全体のアラートシステムとして、アラートの作成と管理を行うと共に、アラートプレビューとルール貢献度に関する機能を提供します。 次のことが可能です。
この新しいアラートシステムには、Reports & Analytics の任意のレポートのその他/アラートからアクセスできます。
詳しくは、Analysis Workspace ドキュメントのインテリジェントアラートを参照してください。
アラートは、Adobe Analyticsのアラートビルダーまたは特定のレポートから追加できます。
既存の Analytics アラートのいくつかの機能は、2016 年秋に(Analysis Workspace の一部として)リリースされる新しいアラートマネージャーには含まれません。次の表には、廃止されるアラート機能と、異なる形式で新しいアラートマネージャーに移行される一部のアラート機能が記載されています。
レガシーアラートの機能 | 説明 | 廃止または移行のどちらか |
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合計(すべての項目) |
ディメンションレポートのすべての項目にアラートを作成します。 |
場合によっては、ディメンションレポートのすべての項目にアラートを作成しても、単独で集計された指標にのみアラートを設定しても(ディメンションには適用しない)、同じ結果になります。例えば、「売上高」指標のすべての項目の毎月のアラートを作成するとします。単に売上高レポートを実行するのと、毎月のアラートを設定するのとで、同じ結果が得られます。 この場合、レガシーの合計(すべての項目)アラートは使用できなくなり、後者の、よりシンプルなバージョンに移行されます。
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上位 1000 項目
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レポートの上位 1000 項目に関するアラートを作成します。 |
新しいアラートマネージャーでは使用できません。 |
時間ベースのユニーク訪問者数アラート(毎日、毎週、毎月などのユニーク訪問者)
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1 時間ごと、毎日、毎週、毎月の「ユニーク訪問者」レポートに関するアラートを作成します。 |
新しいアラートマネージャーでは、こうした時間ベースのユニーク訪問者アラートは、サポートされなくなります。例えば、以前、日別ユニーク訪問者に関する毎週のアラートを設定していても、発行されるユニーク訪問者指標に毎日、毎週などのアラートを設定できます(Analysis Workspace は、ユニーク訪問者指標をサポートしますが、日別/毎別/月別などのユニーク訪問者指標はサポートしません)。
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検索 |
検索が適用されたディメンションレポートに関するアラートを作成します。「合計(すべての項目)」または「上位 1000 項目」にのみ適用されます。
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新しいアラートマネージャーでは使用できません。 |
Reports & Analytics に特有のレポート |
次のような、Reports & Analytics に存在し、Analysis Workspace レポートに対応しないいくつかのレポートに関するアラートを作成します。
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新しいアラートマネージャーでは使用できません。 |
ASI スロットをレポートスイートとして使用するアラート |
ASI スロットを作成または編集できなくなっており、Analysis Workspace で使用できません。従って、新しいアラートでサポートされません。
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新しいアラートマネージャーでは使用できません。 |
カスタムカレンダーレポートスイート用の毎月のアラート |
これは、カスタムの月の開始日(全米小売業協会/NRF およびカスタムカレンダータイプ)を含むレポートスイートに関するアラートを設定しているお客様にのみ影響します。 グレゴリオ暦または修正グレゴリオ暦カレンダーのレポートスイートに関するアラートには影響しません。以前は、これらのアラートは、グレゴリオ暦の月の最初の日(例:1 月 1 日、2 月 1 日など)に送信されていました。これは、異常値を検出する際に以前の月のデータを考慮する、アラートの新しい異常値検出機能では動作しません。将来は、カスタムカレンダーのスケジュールシステムのサポートを追加し、アラートおよびスケジュールされたプロジェクトの両方で、グレゴリオ暦の月の最初の日でなく、カスタムカレンダーの月の最初の日に送信するようにスケジュールできるようになります。
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新しいアラートマネージャーでは、まだ使用できません。 |
2015 年 9 月以降、実行していないアラート |
2015 年 9 月以降にアラートが実行されていないのには、次を含め、いくつかの理由があります。
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これらのアラートは、新しいシステムに移行されません。 |
「無効」とマークされたアラート | この機能を追加する予定はありますが、現在、新しいユーザーインターフェイスではアラートを無効にする/再度有効にする方法がありません。
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これらのアラートは、新しいシステムに移行されません。 |