Report Builder 5.2 では、Adobe Analytics Unified Calculated Metrics がサポートされています。これにより、すべての計算指標にグローバル ID が付けられ、複数のレポートスイートで使用することができるようになりました。
既存のワークブックでは、従来の指標 ID の付いたリクエストを参照している場合があります。Report Builder 5.2 を使用すると、既存のワークブックでは従来の指標 ID が新しいグローバル ID に変換されます。Report Builder 5.1 を使用しているユーザーと共有した場合、計算指標は共有先で表示されません。
新しい計算指標ビルダーおよび計算指標マネージャでの計算指標の作成と管理方法について詳しくは、計算指標ガイドを参照してください。
リクエストウィザードのステップ 2 では、計算指標へのフィルター設定と計算指標の適用ができます。
計算指標にフィルターを設定するには、フィルターアイコン を
クリックします。アドバンスフィルターダイアログに、標準指標と計算指標の両方が入力されます。
次のフィルターを利用できます。
フィルター名 | 説明 |
---|---|
タグ | 特定のタグで計算指標にフィルターを設定できます。タグフィルターでは、AND 演算子が使用されます。2 つのタグを選択すると、右パネルに両方のタグが付いた指標が表示されます。 |
レポートスイート | 「レポートスイート名のみ」フィルターを Reports & Analytics の Calculated Metric Builder で適用し、Report Builder でアドバンスフィルターを表示すると、アドバンスフィルターでは、選択されたレポートスイートの計算指標のみが表示されます。 |
所有者 | 所有者フィルターを設定できます。所有者フィルターでは、OR 演算子が使用されます。2 人の所有者を選択すると、右パネルにいずれかの所有者が所有する指標が表示されます。 |
その他のフィルター/承認済み | 正式に承認された指標が表示されます。 |
その他のフィルター/お気に入り | お気に入りに登録した指標が表示されます。 |
その他のフィルター/自分が所有 | 自分が所有するすべての指標が表示されます。 |
その他のフィルター/自分と共有 | 自分と共有されているすべての指標が表示されます。 |
フィルターを選択した後、適用をクリックすると、リクエストに計算指標が適用されます。選択した指標がレポートのレイアウトに追加されます。