Customer Journey Analytics のデータ取り込みオプション
Customer Journey Analytics へのデータの取り込みには、様々なオプションがあります。従来の Adobe Analytics データを移動することを想定しているものもあれば、Adobe Experience Platform から直接データを取り込むことを想定しているものもあります。このリファレンスでは、従うべき手順の概要と、より詳細な情報へのリンクを示します。
従来の Adobe Analytics からのデータの取り込み
このワークフローでは、Adobe Analytics Source Connector を使用し、タグマネージャーとして DTM を使用するか、Launch を使用するかによって異なります。
- データレイヤーの作成をまだ行っていない場合は、行います。データレイヤーは、サイト上の JavaScript オブジェクトのフレームワークで、実装で使用されるすべての変数値が含まれます。データレイヤーを使用すると、実装をより詳細に制御することができ、メンテナンスが容易になります。
- Adobe Experience Platform タグを使用して、データ収集用のコードをサイトに導入します(まだ導入していない場合)。このタグ管理ソリューションを使用すると、他のタグ要件と共に Analytics コードを導入できます。タグは、他のソリューションや製品との統合を提供し、カスタムコードの導入に対応します。これらのタスクはすべて、組織の開発チームに依存せずに実行できるので、自らサイト上のコードを更新できます。
- Adobe Experience Platform で Adobe Analytics ソースコネクタを作成します。このソースコネクタは、エクスペリエンスデータモデル(XDM)システムと呼ばれる、標準化されたフレームワーク内で Experience Platform に Analytics データを取り込みます。
- Customer Journey Analytics を使用して、クロスチャネルレポートのための 1 つ以上の接続とデータ表示を作成します。
Adobe Experience Platform Web SDK は、Adobe Experience Cloud のお客様が Adobe Experience Platform Edge Network. を通じて Experience Cloud の様々なサービスとやり取りできるようにする、クライアントサイド JavaScript ライブラリです。
- タグで AEP Web SDK 拡張機能を設定し、web プロパティから Adobe Experience Platform Edge Network を通じて Adobe Experience Cloud にデータを送信します。
- Customer Journey Analytics を使用して、クロスチャネルレポートのための 1 つ以上の接続とデータ表示を作成します。
バッチ取り込みとストリーミング取り込みによるデータの取り込み
Adobe Experience Platform では、複数のソースからのデータを統合し、マーケターが顧客の行動をより深く理解できるようにします。Adobe Experience Platform のデータ取り込みは、Platform がこれらのソースからデータを取り込む複数の方法と、そのデータがデータレイク内でどのように保持されてダウンストリームの Platform サービスで使用されるかを表します。
バッチ取り込み
- バッチ取り込みを設定して、データをバッチファイルとして Adobe Experience Platform に取り込むことができます。CRM システムのフラットファイルのプロファイルデータ(Parquet ファイルなど)、または Experience Data Model(XDM)レジストリの既知のスキーマに適合するデータを取り込むことができます。
- Customer Journey Analytics を使用して、クロスチャネルレポートのための 1 つ以上の接続とデータ表示を作成します。
ストリーミング取り込み
- ストリーミング取り込みを設定して、クライアントおよびサーバーサイドのデバイスから、リアルタイムで Experience Platform にデータを送信できます。
- Customer Journey Analytics を使用して、クロスチャネルレポートのための 1 つ以上の接続とデータ表示を作成します。
Google Analytics データを取り込んで Customer Journey Analytics で分析する
Customer Journey Analyticsを使用して Google Analytics データを解析する方法について、このチュートリアルをご確認ください。
- Bulk Data Insertion API を使用して、サーバーサイドの収集データを Adobe Analytics に送信します。イベントデータを含む CSV 形式のファイルを送信できます。
- Adobe Analytics ソースコネクタを作成して、このコンシューマデータを Adobe Experience Platform に取得します。
- Customer Journey Analytics を使用して、クロスチャネルレポートのための 1 つ以上の接続とデータ表示を作成します。
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