処理ルール、VISTA および分類とデータ準備の比較

Adobe Analytics の処理ルールと VISTA ルールは、Adobe Analytics データ収集に渡されるデータを変換して操作する手段を提供します。これらの変換は、Adobe Analytics でレポートや分析目的でデータが保存される前に、アドビのデータ処理の一部として行われます。

データ準備は、Adobe Experience Platform に取り込まれたデータに対して、行ベースのマッピングや変換を適用できるツールです。これにより、CJA などを含む Experience Platform アプリケーションでデータを利用できるようになります。データ準備は、多くの Platform ソースコネクタおよび Analytics ソースコネクタと統合されています。このコネクタは、Adobe Analytics から Platform にレポートスイートデータを取り込むための手段を提供します。

データ準備を使用したさらなる変換

Adobe Analytics で収集され、保存されたデータは、処理ルール、VISTA ルールまたはその両方で変換できます。しかし、Analytics ソースコネクタを介して Platform に転送されるレポートスイートは、データ準備を使用してさらにもう一度変換できます。これは、様々な目的のために望ましいといえます。

  • CJA や RTCDP で使用するための、レポートスイート間のスキーマの違いの解決。例えば、レポートスイート A が eVar1 を「検索語句」として定義し、レポートスイート B が eVar2 を「検索語句」として定義しているとします。データ準備を使用して、2 つの異なる eVar を、両方の eVar のデータを含む共通のフィールドにマッピングできます。これにより、CJA 接続Real-time Customer Data Platform で使用するために、レポートスイートを様々なスキーマと組み合わせることが可能になります。
  • eVars フィールドを意味論的に意味のある名前にマッピングする。Analytics ソースコネクタを使用して取得した eVarsprops は、_experience.analytics.customDimensions.eVars.eVar1 などのフィールドにマッピングされます。データ準備は、eVar および prop フィールドを、ユーザーにとってより意味のある名前、または他のデータソースから取得する名前と一致する新しいフィールドにマッピングするために使用できます(これは、CJA データビューでフィールド名を変更するなど、他の手段でも実現できます)。
  • データの一般的な変換。データ準備には、何百ものマッピング関数があり、Analytics ソースコネクタを使用して取得するデータに基づいて新しいフィールドを計算するのに使用できます。区切られたフィールドを別のフィールドに分割できます。フィールドを組み合わせることができます。文字列を操作できます。正規表現に基づいてフィールドから情報を抽出できます。他にも、様々なことができます。

データ準備と分類

データ準備は、状況によっては、分類と被ります。

例えば、区切られたフィールドでは、分類を使用せずにデータ準備を使用して、そのフィールドを複数の個別のフィールドに分割できます。通常、分類は、受信する Analytics のヒットのストリーム外で提供されるルックアップファイルをアップロードして、フィールドにメタデータを追加するための手段です。

例えば、SKU を「サイズ」、「ブランド」、「色」などにグループ化した分類ファイルをアップロードできます。分類とデータ準備のもう 1 つの違いとして、分類は、履歴と将来の両方​のデータに適用されるということがあります。一方、データ準備のマッピングは、マッピングが作成された時点から​​のデータに適用されます。

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