AEM Forms の自動フォーム変換サービスを使用する前に、このサービスに関する既知の問題と制限事項について確認しておく必要があります。
変換用のフォームを保管するフォルダー(ソースフォルダー)には、15 件を超えるフォームを保管することはできません。また、すべてのフォームの合計ページ数が 50 ページを超えることもできません。ソースフォルダーのサイズは 10 MB 以下にする必要があります。ソースフォルダー内にサブフォルダーを作成しないでください。
フォームオブジェクトには、人間にとっては簡単に区別できても、変換サービスでは認識するのが難しいものもあります。こうしたフォームオブジェクトを正しく識別して変換するには、「レビューと修正」エディターを使用してください。
「レビューと修正」エディターに関する既知の問題:
XFA ベースフォームに関する既知の問題:
「生成後のアダプティブフォームで入力 AcroForms をレコードのドキュメント(DoR)として使用」オプションを使用する場合は、以下の点に注意してください。
複合テキストフィールドのバインディングとデータが失われます。複合テキストフィールドの場合、複数のテキストボックスが相互に関連する形で配置されます。例えば AcroForms の場合、1 つのクレジットカード番号が複数のテキストボックスに分割され、テキストボックスごとに個別のバインディングが設定されます。AcroForms をアダプティブフォームに変換すると、変換後のアダプティブフォームのすべてのテキストボックスで、同じバインディングが設定されます。この問題を回避するには、AcroForms をアダプティブフォームに変換する前に、1 つのテキストボックスだけを使用してクレジットカード番号を取り込むように AcroForms を変更します。 | ![]() |
複合日付フィールドのバインディングとデータが失われます。複合日付フィールドは、3 つの異なるフィールドで構成されています。例えば、AcroForms の生年月日フィールドは、3 つの異なるフィールドに分割されます。アダプティブフォームには、すぐに使用できる日付ピッカーコンポーネントが用意されています。AcroForms のバインディングを維持したまま、アダプティブフォームの日付ピッカーコンポーネントを使用するには、AcroForms をアダプティブフォームに変換する前に、1 つの日付フィールドだけを使用するように AcroForms を変更します。 | ![]() |
チェックボックスのサイズが付随するテキストよりも大きい場合、そのチェックボックスが検出されず、AcroForms 内のバインディングが失われます。この場合、チェックボックスのサイズを付随テキストよりも小さくしてください。 | ![]() ![]() |
入力フィールドが対応するテキストフィールドに対して位置合わせされていない場合、入力フィールドは検出されません。 | ![]() |
変換サービスにより、AcroForms のすべてのチェックボックスが個別の選択グループに変換されます。AcroForms とのバインディングを保持するために、個別の選択グループが作成されます。そのため、アダプティブフォーム内の選択グループを結合しないでください。結合すると、バインディングが失われます。選択グループを結合する場合は、フォームを再度変換して、失われたバインディングをもう一度作成してください。 | |
一部のテーブルの境界線は、自動的に生成されたレコードのドキュメント(DoR)内のページの外側にまで拡張されます。 |